分析診断
企業文化サーベイ
企業文化サーベイの目的は、「好ましい企業文化の形成」のための経営課題を調査することです。「組織が経営戦略を正しく理解し、実行に移せるような好ましい企業文化を保有しているかどうか」を定量的に把握し、企業文化の好ましさを判定いたします。
下のA企業とB企業を比べてみてください。
A企業 |
B企業 |
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決められた日までに、成果を出すために、 |
達成しなくても平気 |
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始業前に全ての社員が出社し、掃除を |
始業後に掃除を始め、本業に取り |
A企業とB企業を比較すると、もちろんA企業の方が好ましい企業文化を有しているといえます。これが企業文化の"好ましさ"の違いです。
この企業文化は、社員の中で継承され、教育によって変わっていくものとされています。
企業文化サーベイの評価基準
企業文化サーベイは5つの要素に対して、経営陣・管理者・一般社員の方々という形で層別にしたうえで、12の観点から意識の実態を調査いたします。
■5つの要素
企業文化における動機付けの要素として、次の5つがあげられます。
1 |
高い欲求水準 |
『我社をこのような会社にしたい』という「高い欲求水準」を持つことが企業経営の出発点になります。 |
2 |
同一の危機感 |
「高い欲求水準」のもと、自社の現状を振り返った時、『自社にはまだまだ至らない点、不足している点がある』ことに気づき、「危機意識」が呼び起こされます。この「危機感」を持つことが、経営目標達成へ向けての熱意を沸き起こすのです。 |
3 |
共通の価値観 |
この熱意を全社員に伝えるためには『社員一人一人が経営者と同じ目標、達成意欲、危機感を抱くことが必要であり、それを実現するためには「価値観の共有」がなければなりません。 |
4 |
自信と信頼 |
上記の状況下で目標実現に向けて経営活動を実践するためには、『自分達の力はまだまだ不充分であるが、精一杯の努力をしている。出来るだけのことはやれているし、今後ともやっていける。』という、「自信と信頼」 を持つことが必要です。 |
5 |
感謝の気持ち |
「自信と信頼」に満ちている組織の根底には、『お客様、取引先、社員、会社、家族、社会などに対する感謝の気持ち』がなければなりません。感謝の気持ちがあるからこそ、「自信と信頼」との関係を作ることができると言えるでしょう。 |
上記の5つの要素に対して、以下の観点から分析いたします。
■12の観点
1 |
人生・自己の存在価値に対して |
個人的事項 |
2 |
家族・家庭について |
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3 |
自分の仕事について |
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4 |
会社全体に対して |
社内的事項 |
5 |
経営陣(トップ)に対して |
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6 |
一般社員に対して |
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7 |
中堅幹部に対して |
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8 |
商品力について |
会社の経営環境 |
9 |
営業力について |
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10 |
財務・資産について |
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11 |
人事組織について |
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12 |
環境・営業構造・顧客等について |
調査後、役員の方を対象に報告会を行い、今後の対応を検討していただきます。