人事考課

人事考課制度構築プロセス

このホームページで掲げてある職能要件書や職務記述書を作成し、その中から、経営計画を達成する為に必要な評価項目を選定する職種別資格等級別の人事考課・賃金制度を構築し、その制度にて考課者訓練後に、実際の運用に入ることを理想としています。
  しかし、顧客会社の事情はいろいろです。
① この夏の賞与を考課制度で運用したい
② 少人数の会社なので、もっとシンプルなものが欲しい。
③ どこかの会社の物を流用して安くしあげてほしい。
④ とりあえず社員が納得するようなものを作ってほしい。
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大小200社以上の構築実績をもつ弊社に相談してください。お客様企業の規模や業種など考慮して構築日数や方法など無理のない長期にわたり効果的にお使いいただける、人事考課賃金制度構築のご提案をさせていただきます。

社員の納得する人事考課考課・賃金制度にするには、下記のようなステップが必要となります。

Ⅰ.人事考課に対する
  社員の意識調査
1.制度に対する意識調査のアンケートを行います。
 
  2.調査結果の報告会
  上記調査結果の報告及び人事評価制度についての
  アンケート結果の報告
Ⅱ.人事制度構築に関する
  方針の検討
基本方針を経営陣および人事制度構築プロジェクトメンバーで決定します。
当社では、構築する制度をより知ってもらい、また考課項目もより職場を知っている部門の代表や職種の代表者にプロジェクトメンバーに加わって頂き、構築することを基本としております。
  1.魅力ある会社にするには
2.人事考課制度の目的を明確にする
3.賃金構成についての検討
 
  4.基本給改定イメージの検討
 
  • 基本給改定イメージ
  •   5.考課制度の検討
     
  • 考課表の作り方
  •   6.職種別資格等級制度の検討
      (期待する役割と業績を明確にする)
    Ⅲ.人事考課制度策定 職種・資格別に、仕事の役割表である職能要件書および職務記述書(職務基準書)を、部門の代表者とともに作成します。この過程で各部門へ新しい制度の周知を図ります。今回の人事評価制度の策定は具体的には以下の手順で進めていくことになる。
      ①職種の分類
      評価をするためには評価の対象を限定する必要があります。
    そこで、職種ごとに評価が出来るよう自社ではどのような職種があるのかを明確にします。
      ②重要業務の検討
      次に、分類された職種ごとにその職種に期待されている重要な業務は何かを明確にします。
     
      ③評価要素設定と定義付け
      ↓  職種ごとに明らかになった期待成果や重要業務の中から特に評価すべき要素を抽出し、その定義付けをします。
     
  • 職能要件書の作成
  •   ④評価要素のウェート付け
      ↓  職能要件書の中から、それぞれの部門で評価する項目にウェート付けをし、評価の基準を作成します。ウェートを付けることにより、役割における重点がどこか明確になります。
      ⑤評価基準の作成
      職能要件書の中から、それぞれの部門で評価する項目にウェート付けをし、評価の基準を作成します。ウェートを付けることにより、役割における重点がどこか明確になります。
      ⑥人事考課シートの作成
      職能要件書の中から、それぞれの部門で評価する項目にウェート付けをし、評価の基準を作成します。ウェートを付けることにより、役割における重点がどこか明確になります。
      ⑦運用マニュアルの作成
      評価制度を策定した目的、その内容に加えて、それが効果的に運用されための具体的な実施手続きなどを整理します。
    Ⅳ.評価結果の賞与・昇給・
      昇格への反映基準設定
    評価結果をどのように反映させるのか、詳細を決定します。
     
    Ⅴ.現行給与から新制度
      給与への移行
    複線式の賃金テーブルや洗替式の賃金テーブルの決定の移行。
    新しい資格等級の決定にあたり、これまでに策定した職能要件書、職務記述書、評価シート等を確認させながら、本人の資格等級決定面接を行う。
     
  • 職務給表(賃金テーブル)
  • Ⅵ.人事制度の規定整備と
    運用マニュアルの作成
    人事制度運用のための規定やマニュアルを作成します。目標管理制度やフィードバック制度を構築し、人材の育成と経営・組織風土の強化を図ります。
    Ⅶ.評価者訓練 評価制度の運営にあたり、評価者への指導を数回行います。
    運 用 開 始
    Ⅷ.人事制度運用状況
      監査報告
    評価開始後、1~2年過ぎた時点で経営者に対して運用についてのアドバイスをいたします。
    Ⅸ.人事制度定着保守 制度が定着する迄、約2~3年継続する会社が多いです。制度の修正や新たな評価者に対して評価者訓練を行います。また、評価結果から判断し、経営全般に渡り、アドバイスや研修を実施いたします。

     

    人事制度構築手順

     

    人事制度構築スケジュール例

    人事評価制度構築スケジュール例